2015年11月05日
シュトレン製造始めます!
今年もシュトレンの製造が始まりました。
今年のシュトレンは、熊本シュトレンとして県内のパン職人、菓子職人さんたちと共同で企画を立てています。
熊本県産の小麦粉、塩、柑橘ピール、卵、牛乳などを使用してそれぞれのレシピでシュトレンを作ります。
フェテ・ド・パンでは、11月下旬より店頭販売開始いたします。
幸せを呼ぶパン シュトレン
STOLLEN(シュトレン)は、
14~15世紀、中世ドイツの古都ドレスデンに生まれたクリスマス用のリッチなイースト菓子です。
ドイツでは、クリスマスイヴから数えて4週間前の日曜日、2013年は12月1日(=降臨祭・Adven《アドヴェント》)から食べ始め、イヴの夜に家族で最後の一切れを食べてクリスマスを迎えます。
その形状が降臨祭(キリストの生誕)物語にある『むつき(赤子を包む布、オムツ)に包まれた子供』を想像させたというものです。
しかも、ドイツのザクセン地方の人々は方言で、この膨らんだパンを、シュトーレ又は、シュトレンと呼んでいて、そこから思い巡らし、“むつき:シュトレン(ストールなどのおくるみと同義)”と名付けたのではないかと言われています。
また、キリスト生誕を祝福に来た人に聖母マリアが焼いたお菓子ともいわれています。
ドイツでは11月からシュトレンが焼始められ、12月 1日にはパン屋や菓子屋の店頭に並び、クリスマスシーズンの到来を告げる。
焼立てをすぐに食べるものではなく、日がたつにつれ、ラム酒やフルーツの香りが馴染み、味わいが深くなります。フルーツの風味などが日ごとにパンへ移っていくため、「今日よりも明日、明日よりも明後日、とクリスマス当日が段々待ち遠しくなる」とされています。
クリスマスの日までこれを薄くスライスして少しずつ食べるという習慣があるのだそうです。
家族団らんのひとときを、古き良き時代、中世ドイツの温かさを十分に味わってみてください。
クリスマスだけでなく、お正月のお茶うけ、ちょっとした贈り物、お歳暮等お使い物にも喜ばれます。
おいしい食べ方 how to eat
1cmくらいの薄切りにして頂きます。ドイツでは、バターを塗ったりチーズをのせて朝食に、サラミやハムをのせてスナックにと、さまざまな形で愉しまれています。
濃いめに入れたコーヒーや紅茶にも合いますが、ワインやシャンパンもお勧めです。
高温多湿、直射日光を避けた状態の常温で、約1カ月~1ヶ月半程、保存が効きますが、最適な状態を保持するためには、冷凍保存をお勧めいたします。
Posted by fetedupain at 08:13│Comments(0)
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